【全国からアトツギベンチャー社長が集合!A1000】全国選りすぐりのアトツギベンチャー経営者の提言ベスト10&厳選写真で振り返るA1000

はじめに

 

こんにちは!ベンチャー型事業承継事業戦略統括兼九州エリア責任者のマーティです!

 

今回は6月25日(土)に開催されました、全国初のアトツギによるアトツギの未来を考えるトップサミット「A1000(エーサウザント)」の中で出た、全国のアトツギベンチャー経営者約60名から出た「アトツギのための提言ベスト10」を、イベント当日の様子を収めた厳選写真と共にご紹介いたします!

 

なお、提言ベスト10については、当日会場で出た合計100個のアトツギベンチャー経営者による提言を、A1000の公式Twitterにまとめておりまして、その中から「いいね数」「リツイート数」を元にランキングにしたものです!

 

厳選写真については、アトツギファーストメンバーのボランティアで参加してくれた「#アトツギ写真部 幹事」の高柳さんが撮影してくれたものです。写真のクオリティがあまりにも高かったので、今回名言と共にご紹介します!

 

それではランキングに参りましょう!まずは第10位〜7位までの発表です!

 

第10位〜7位

 

第10位『〇〇ベンチャーと本日から名乗るべし!』(提言No.95)

これまで中小企業とスタートアップの中間領域を目指す「アトツギベンチャー」ということで、日本の全アトツギが自分が何かしらの「ベンチャー」だと名乗ることで、アトツギベンチャーが日本の文化に近づいていくであろうという意図をもった提言でした!

 

第9位「スタートアップの人とも会う。スタートアップ×既存産業に新たな価値が生まれる』(提言No.90)

成功されているアトツギベンチャー経営者は、中小企業の経営者との接点だけではなく、スタートアップとの接点を皆さん持っています。破壊的なイノベーションで業界を変えるスタートアップと、既存産業の変革を目指すアトツギベンチャーとの出会いは、間違いなく次のステップに繋がるので、スタートアップとの接点をガンガン持ちましょう!という提言でした!

 

第8位『中小企業のアトツギはお金の勉強をすべき!勉強しなさすぎ!』(提言No.76)

こちらはアトツギベンチャー経営者の皆さんの愛の詰まった提言!一般的な賃借対照表や損益計算書の読み方を身につけるという点はもちろんのこと、家業における既存事業やこれから実施する新規事業のお金の流れ、ビジネスモデル等をもっと勉強すべし!との提言でした!

 

第7位『個人保証自体は悪くない。制度のずれとしては「負うべき人間じゃない人が負わされてしまう」ということ。個人保証に入ることで金利が下がるなど、そういう仕組みがあってもいいのでは?』(提言No.78)

こちらは国や金融機関などの仕組みに対する提言。経営者になっていくステップで確実に足枷となってくる「個人保証」について、この仕組さえ変われば、もっと意欲的に挑戦し、か行を継ぐという選択肢をもつ後継者が増えるのではないかという議論からの提言でした!

 

続きましては、厳選写真の紹介コーナー①です!

 

厳選写真の紹介コーナー①

 

 

 

それではランキングに戻りましょう!第6位〜4位の発表です!

 

第6位〜4位

 

第6位『アトツギは、お金の集め方・仕組みを勉強した方が良い』(提言No.89)

こちらは、決裁権がないアトツギ期でいかに予算を捻出し、新規事業をやるか、銀行との付き合い方や補助金の獲得、ビジコンでの賞金などなど、お金の作り方を学べばやれることはもっとあるはず!とのこと。先輩アトツギの皆さんも、漏れなくお金では苦労しているからこその提言でした!

 

第5位は『経営の魅力、経営者のカッコよさを伝えて地方の経営者の目を覚まそう!』(提言No.92)

こちらはアトツギベンチャーが文化になっていく重要なステップで、アトツギ経営者が若い世代の憧れの対象になる、「地方の中小企業の経営者ってこんなかっこいいんだ!私もなりたい!」という存在にならねばという提言でした!

 

第4位は『70歳に引退しないと税金がかかるようにして、早期勇退を促す』(提言No.15)

こちらは中々強烈な提言ですが、トークセッションの中で出た際は、会場の皆さんの笑いと頷きが非常に多かった提言。早い段階で事業承継をするメリット・デメリットについて、よりわかりやすい形で、先代にも影響が出る制度づくり、本当に大事だと思います。ご覧になっている国の皆さん!何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします!

 

続きましては、厳選写真の紹介コーナー②です!

 

厳選写真の紹介コーナー②

 

それではいよいよベスト3の発表です!

 

第3位〜1位

 

第3位は『人事制度のベースは「お金で釣るような設計はせず、内発的挑戦を促す人事制度にすること」。』(提言No.96)

こちらも会場のアトツギ経営者の皆さんからの共感が多かった提言がランクイン。「自律型組織」に代表されるように、金銭的なインセンティブから個人の「やる気・ワクワク」に依った制度設計の重要性がディスカッションの中でも注目度が高く、今後のアトツギ経営におけるスタンダードの制度になるといいなと思っております!

 

第2位は『人が人を評価するのは、どこまでいっても納得感は生まれない。』(提言No.97)

第3位に続いて、議論が一番盛り上がるのはヒト・モノ・カネの中でもやはり「ヒト」と、こちらも納得の第2位。会場の中には「給与自己申告制度」を採用しているアトツギ経営者の方もいて、自分で給与のアップダウン、もしくは現状維持の交渉をするようになると、自然と自身の目標設定やそれに対する達成度を真摯に見るようになり、会社側も社員も非常に納得度の高い評価になるとの提言でした!

 

第1位は『SNSを通じて、顔公開・実名で自社の想いを発信する。これを、自分の人生のプレゼンテーションだと思ってやる。』(提言No.55)

栄えある第1位は、日本の全アトツギに明日からでも実践して欲しい、NEXTACTIONに繋がる提言!日本各地で成功を収められているアトツギベンチャー経営者の皆さん達が、先陣を切って実践されているSNS発信。A1000イベント終了後も、参加いただいたほとんどの皆さんがご自身の言葉で、熱い思いをFacebookやTwitter、note等で発信していただき、そこからメディアや大企業からの問合せが急増しております!!

個人的にも、こまめにSNSで情報発信されているアトツギ経営者の元には、常に情報が集まっているのは必定だと感じていますので、そこのアトツギの皆さんも是非「人生のプレゼンテーション」レベルでやっていきましょう!

 

さいごに

今回、当社団法人としても全く初めての試みとして開催したA1000。日本を代表するアトツギベンチャー経営者の皆さんに、5時間ぶっ通しで「アトツギの未来」に対する提言をいただいたこの会は、私たちにとって最高の財産です。

 

「アトツギのアトツギによるアトツギのための提言」は間違いなく、世界でここでしか生まれない最大の価値だし、この提言をひとつでも日本全国のこれから家業を継ぐ「アトツギ」の皆さんに浸透させることが、私たちの使命だと思っております。

 

この会が示す「1000人のアトツギベンチャー経営者が生まれる場」の実現に向けて、引き続きアクションを起こし続けて行ければと思います!

 

最後まで見ていただいてありがとうございました!

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