【イベントレポート】ミミズつくって起死回生!?創業138年 老舗が挑む研究開発型ベンチャーへの道|ATOTSUGI VENTURE CONFERENCE 2020を開催しました!

2019年度のアトツギベンチャー集大成イベントを開催!

いま、「アトツギベンチャー」という新たなベンチャー企業像に注目が集まっています。

スタートアップ同様に、世代交代を機に家業の経営資源を活用して新たな事業領域に挑戦する若手後継者を、ベンチャー企業として支援する動きが全国的に広がっています。

今回のイベントは2部構成になっており、

第1部では、ベンチャー型事業承継を実現した経営者が事例を紹介しながら、「アトツギだからこそできる」経営資源の棚卸や、自分が実現したい未来に家業を寄せていく「アトツギならではの」新規事業の可能性について、会場の皆さんとともに考えていくトークセッションを、

第2部では、各地の中小企業支援機関や認定支援機関の担当者を対象に、さまざまなプログラムや実践事例を紹介しながら、地域でベンチャー型事業承継支援をどう推進していくのかについて、課題や解決策を共有する会議を実施しました。

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会場はWeWork 御堂筋フロンティア!
2019年6月にオープンしたてのめちゃくちゃ立派なシェアオフィス!

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1部、2部ともに100名近い参加者が出席!
平日の昼間ということもありましたが、それでもアトツギは10名ほど参加!

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そして第一部、ワキ製薬の脇本真之介さんによるトークセッション。

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<登壇者プロフィール>
ワキ製薬株式会社
代表取締役社長 脇本真之介 氏
http://www.a-kusuri.co.jp/

1976年 奈良県大和高田市生まれ。1882年創業の老舗製薬メーカーの5代目社長として徹底した会社改革を行い、入社から15年で売上10倍、従業員数10倍、利益率300倍を達成。大学時代に、インターネット販売を通じてスニーカーやジーンズの販売を行い、ビジネスの面白さを知り大学を中退。
大学中退後は、大阪のリゾート会員権を販売する企業の営業マンとして従事。入社数ヶ月は、全く何も売れず土下座までした営業マンだったが、数ヵ月後には月収150万円のトップセールスに。2年後、退社し、当時6名しかいなかった家業を継ぐために奈良へ戻る。先代である会長から社業を継いだのが34歳。当時、最大の取引先とトラブルが起こり売上は80%ダウン。倒産の危機から8年、社員たちと本気で語り合い、独自の手法を用いて、社長就任から毎年、増収増益を継続している。
現在は、過去最高の売上と最高の収益の企業にまで成長させた。

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脇本さんのアトツギベンチャーエピソードはこちら!
https://next-innovation.go.jp/renovator/presspost/wakiseiyaku/
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5代目社長の脇本さんが自社一貫生産の次世代ミミズ乾燥粉末原料開発事業プロジェクトを開始されてから、新規原料の開発や社内の意識改革を手がけ、15年で従業員数10倍、売上10倍、利益300倍を達成したストーリーを聞きました!

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そして前半戦ラストは、ベンチャー型事業承継政策の”発祥地”、
近畿経済産業局の担当者による今年度の取り組み報告!

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そして第二部。全国各地の支援者とのカンファレンス。
(北は秋田、南は大分から支援機関の方が集結!)
まずは我らが一般社団法人ベンチャー型事業承継の事務局長スピーカーで、ベンチャー型事業承継についての考え方や定義についてみんなで再確認。
そして行政と民間の立場からベンチャー型事業承継を推進しているお二人をゲストスピーカーにお呼びし、参加者と一緒にベンチャー型事業承継の推進に関して課題や解決策を共有する会議を実施。
来場者の支援機関の皆さんからも、とても熱量の高い質問が飛んで来て、日本全国におけるアトツギベンチャーへの期待値の高まりを感じた1日になりました!

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